TVアニメ『Vivy -Fluorite Eye’s Song-(ヴィヴィ -フローライトアイズソング-)』
2021年春にオリジナルアニメとして放送され、惹き込まれるストーリーと圧倒的な作画で話題になりましたヽ(`▽´)/
とっても面白い作品なので、今回は最終回の予測(考察)をしてみたいと思います。
ちなみに、私は普段アニメを楽しく見ているだけで考察とかしません(笑)
なのであまり期待せず読んで頂ければ幸いです。
※この記事は10話放送前に記載したものです。
Vivy(アニメ)のイントロダクション
画像引用元: ©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO VIVY公式サイト
まずは、vivyのイントロダクションを振り返ってみます。
“ニーアランド”、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。
史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。
――「歌でみんなを幸せにすること」。
自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。
ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。
マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。
果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。
これは<私>が<私>を滅ぼす物語――
AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。
WIT STUDIO×長月達平×梅原英司
エンターテイメントの名手たちが、引き寄せあった絆で紡ぐSFヒューマンドラマ、ここに開演。
イントロダクションから最終回までの主なポイントを読み取ると・・
ヴィヴィは『歌でみんなを幸せにする』ことが出来るのか
マツモトとヴィヴィは『100年後に起きるAIと人間の戦争を阻止』出来るのか
という点が主なポイントかなと思っています。
そして、怖いのが・・
私(ヴィヴィ)が私(AI)を滅ぼす
って書いてある点です( ;∀;)
この文面からすると、戦争を防ぐためにヴィヴィがAI(自分)を滅ぼすという、悲しい結末が待っているのかも知れません。
これまでも悲しい結末が描かれているので、最終回がどうなってしまうのか凄く気になるところですね。
ヴィヴィは心を込めて歌うことはできるのか?
画像引用元: ©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO VIVY公式サイト
ヴィヴィの使命は、『歌でみんなを幸せにすること』ですが、『心を込めて歌う』ということがどういうことなのか、この正解にたどり着いていません。
ですが、最終回までには この正解にたどり着くはずです。
実際にディーヴァが証明して見せていますからね。
ヴィヴィは6話で冴木が自らの命を絶ってしまったことでフリーズしてしまいますが、その歌声は既に観客から称賛されていました。
また、答えを知っているディーヴァは、オフィーリアに対し
『もっと心を込めて』
と話すシーンがあり、またマツモトに対しても
『そんなことも分からないの?初歩の初歩よ』
などと話し、『心を込めて歌う』のは、いとも簡単なことのように話しています。
となると、答えは身近にあって、あとはヴィヴィが自分なりの正解にたどり付くだけなんじゃないかと。
でもどうしたら、正解にたどり着けるのかというと、おそらく何かきっかけが必要になると思うんです。
よくあるパターンとしては、
- 大切な人を失うとか・・。
- 絶対絶命の危機に出くわす・・。
とかですね。
物語の中できっとヴィヴィが覚醒するポイントが設けられていると思うので、そのあたりも見どころになりそうです。
あっさり正解にたどり着いてしまうと面白くないので、個人的には最終回まで引っ張ると予測します(笑)
ヴィヴィが心を込めて歌う方法は?
画像引用元: ©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO VIVY公式サイト
具体的に心を込めるってどういうことなのでしょう・・。
なんとなくですが、『感情を込めて!』とか、それに近い感じかなとは思いますが、なんか正解があるようで無いような部分ですよね。
考えられる答えとしては、『自分自身が楽しんで歌う!』が一番近い感覚と感じます。
少し話がずれるかも知れませんが、感情(心)を込めて歌うのが上手いと噂されるミュージカル女優さんの例をお話しますね。
若くして有名な日本のミュージカル女優、木下晴香さんを例にあげると、木下さんは、ミュージカル俳優の城田優から
- ミュージカルでは歌を歌うな
- 歌うんじゃなく、役として湧き上がる感情を歌にのせなさい
こんな風にアドバイスをもらったそうです。
それ以降は、『歌うのではなく感情を歌に乗せて歌う』ことを意識されたそうです。
具体的には『自分自身が楽しんで一番輝く姿をお見せする!』という考えのもと歌われています。
自分自身が楽しんで輝いていないと、お客様を感動させたり楽しませる事ができないという考えなんですね。
私もこのお話を聞いて、『なるほどぉ』 と一人で納得してしまいました(笑)
ヴィヴィはいつも淡々としていてあまり笑ったりしないAIですよね。
まあAIらしいと言えばAIらしいのですが(笑)
ディーヴァが持っていてヴィヴィ足りないのは、そこだけなんじゃないかと。
最終回ではその答えを見つけて、きっと最高の歌を披露してくれます♪ヽ(`▽´)/
最終回はどうなる?ヴィヴィはAI(自分)を滅ぼす?
画像引用元: ©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO VIVY公式サイト
vivyの最後は、人間に近い感情を持ったAIが、どう稼働する(生きる)べきか、視聴者に訴えかけるような展開になるのかなと予測しています。
AIは自らの使命を一つあたえられて生を受けますが、人間の都合で新たな使命を課せられる場合もありあす。
また、AIも一つの使命を全うするだけでなく次第に感情を持ち、その結果悲しい結末を迎えることも・・。
これまでも、グレイスやオフィーリア、アントニオといったAIが、悲しい結末を迎えています。
ヴィヴィも同じような運命をたどってしまうのでしょうか( ;∀;)
マツモトが100年後の未来からヴィヴィのもとに来たのは、きっとヴィヴィがいないと戦争が止められないことを知っているからですよね。
ヴィヴィを失ってしまうとマツモトは自分の使命を果たすことができないので、これまでもマツモトはヴィヴィのピンチを救ってきました。(と解釈しています)
ヴィヴィがAIと人間の戦争を阻止するキーマンであるなら、今後ヴィヴィはシンギュラリティー計画を遂行しようとする中で、より危険な目に遭遇することが予測されます。
戦争を阻止するために、自らの命と引き換えに・・。
という展開は大いに考えられそうです。
しかし、心の成長が見られるマツモトは、ヴィヴィを失いたくないため、シンギュラリティー計画から外したいのではないでしょうか。
- マツモトは自分の使命よりもヴィヴィの命を優先するのか
- ヴィヴィを見捨てシンギュラリティー計画を遂行するのか
こうしたシーンも最終回までの見どころになると予測しています。
そして1話でマツモト博士がこんなことを言っていました。
「ディーヴァ・・・許さなくていい、恨んでくれ。私をどん底から救ってくれたのは、他ならない君なんだ。重たすぎる100年だ、無能すぎる役割だ」
「君は望まないだろう。どうか、もう一度、あの日の私に……」
きっとこの言葉の伏線回収が描かれるはずで、マツモトは過去に犯した自分の過ち?を償い、ヴィヴィを救いたいだけなのかも知れません。
また、ラストは人間より人間らしいAIが様々な感情をぶつけて、視聴者に強く訴えかける部分も数多く描かれると予測しています。
vivyが終わってしまうのは寂しいですが、最後まで見守って行きたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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